SLE 悪化の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
25歳男性 津波で流されそうになり、さらに家の全壊、仕事場も半壊し住居、仕事場の確保で病院に行けず、SLEの症状が悪化した。
最初は手の爪部分だけであったが、最近では頭部や全身に広がり、夏の暑さのせいで、バテ気味。
SLEは膠原病の一つで、関節、皮膚、腎臓、神経などを、慢性に障害される病気です。
原因不明の病気ですが、自己抗体、ウイルス感染、遺伝子因子、免疫異常などが関連しておこると言われます。
漢方では体のバランスを調整して、病気を改善して行きます。ご本人のタイプ的にはストレス、血熱、熱毒、瘀血の体質でした。さらに、震災後の栄養バランスも悪く症状が進行したと思われます。
血熱、熱毒、瘀血の体質を改善するような季節の食養生をお勧めしました。
さらに体を潤し、元気を補う養生茶で、血熱、熱毒、瘀血を改善していただきました。漢方薬も同じ様な方剤を飲んでいただき、養生、養生茶、漢方と全体のバランスとるようにお話しました。
仕事も始まり住居も確保し、気持ち的に楽になり、養生法にも慣れてきて爪の症状も改善してきました。
☆ 本人曰く、不養生が一番大きいと話されました ☆
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